日々のこと

たわいもない日常

入院生活1日目

 

以前から経過観察中であった、子宮筋腫がいよいよ大きくなり、手術してとることになった。

そんなわけで、今日から入院生活。

入院は、中学生の頃に、盲腸になった時以来。

大人になって初めてだ。

入院が決まってから、いろいろなサイトや、入院について書いてあるいろいろな人のブログを見ては、準備してきた。

持ち物も、あれこれ詰め込み、かなりの大荷物になった。

 

たーちゃんに大荷物を持ってもらい、いざ、入院。

病室は、第一希望の4人部屋になった。

看護師さんに案内され、いざ、病室へ。

私は父が入院していた病院のイメージが強く、そんな部屋を想像していたので、びっくり!

4人部屋と言えど、隣のベッドとの間に仕切りがあり、カーテンを閉めれば、かなりの自由空間。

ベッド脇の棚には引き出しや、ハンガーラックもある。

そして、1番嬉しいのは、テレビが見放題!

この病院は、テレビカードはなく、好きなだけ見放題なのだー!

我が家にはテレビがないので、久しぶりのテレビに釘付けであった。

病棟の看護師さんたちは、なんかみんな感じがよく、安心した…(*^^*)

 

夕方、主治医となる先生から、手術についての説明を受ける。

命に関わるような大手術ではないが、やはりお腹を切るということには、不安がある。

手術時間は約3時間、麻酔の時間を前後1時間入れて、約5時間くらい。

先生の話を一緒に聞いてくれた、たーちゃんが、最後に先生に「何かありますか?」って聞かれた時に「先生を信頼してお任せしますから!」って言ってくれて、なんだか、ジーンと来てしまった…(;_;)

 

手術は怖いけど、頑張ろー!って思えた。

明日は、手術前日なので、下剤を飲むらしい…

あぁ、人生初、下剤…

 

どうなることやら。

ま、とりあえず、朝ごはんと、たーちゃんの差し入れを楽しみに寝ることにしよう。

 

今日の夕食は、卵焼き?でしたー!

思っていたよりも、美味しかった!

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あらかわ遊園

私が住む街に昔から、遊園地がある。

その名も【あらかわ遊園

子どもの頃にも、何度も行っているはずだが、記憶にはない。

記憶にあるのは、姪っ子と甥っ子が小学生の時に、一緒に行った時だ。

遊園地というよりは、デパートの屋上にある、子どもの遊び場を大きくしたような感じ。

値段もリーズナブルだ。

大人の平日限定、乗り放題パスポートは、なんと、1200円!

ネズミが踊る夢の国に1回行く値段で、あらかわ遊園に何回行けるだろう…笑

 

そんな、あらかわ遊園が、リニューアル工事をするため、今月いっぱいで、見納めとなる。

子どもの頃から、慣れ親しんだあらかわ遊園の今の姿を目に焼き付けようと、久しぶりに訪れてみた。

平日だったこともあり、中はガラガラ。

もちろん、乗り物の待ち時間なんてものは、存在しない。

いや、むしろ、乗り物によっては、貸切状態である。

乗り物キップを握りしめ、私たちがまず向かったのは、【スカイサイクル】という乗り物。

空中に敷かれたレールの上を、自転車を
漕いで進むというもの。

これがなかなか楽しい。

景色は良いし、自力で漕ぐため、スピード調節が可能。

のんびり漕いだり、スピードを出してみたり、大人でも十分に楽しめる。

これは、たーちゃんがとても気に入り、結局、2回乗った!

いもむしの形をした、ジェットコースターは、全くスリルを味わうことなく終わる。

ジェットコースターが好きな人からしたら、「こんなのジェットコースターじゃない!」と苦情が殺到するだろうけど、ジェットコースターが苦手な私は十分に楽しめた。

小さな子どももとっても楽しそうだった。

その他、観覧車、豆汽車にも乗り、あらかわ遊園を満喫した。

 

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でも、何より楽しかったのが、【どうぶつ広場】だった。

ここでは、さる、鹿、ヤギ、ひつじ、うさぎなどがいて、さると鹿にエサをあげることができる。

さるの檻の前に、スロープになった台が置いてあり、そこからエサを転がして、さるの檻に落す仕組み。

しかし、エサ台の下には、大きなさるが陣取っていて、小さなさるが来ようものなら、威嚇し、追い払うのだ。

これは、イカン!と思った私たちは、何とか小さなさるにエサをあげようと、チャンスを見計らった。すると、小さなさるが、檻の上の方に登って来て、私たちの方に、手を伸ばし始めた。

そこで、たーちゃんは、エサを持った手をさるに向けて伸ばした。

あとちょっと、距離が足りない。

さるも必死で手を伸ばし、指先はぷるぷると震えていた。互いに手を伸ばしあい、しばらく格闘し、ようやく手が届いた!

さるは器用に小さな餌を手に収めると、一気に頬張った。

今日、一番楽しかった場面であった。

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遊園地に行くことに、最初は、あまり乗り気でなかったたーちゃんだったが、「楽しかったなぁー」と、満足そうであった。

私も、かなり楽しんだ。

ありがとう、あらかわ遊園

リニューアルしたら、また行こう。

でも、願わくば、あまり、オシャレにならないで欲しいなぁ。。。と、思うのであった。

 

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あっという間に終わりそうは10月

 

暑い暑い夏もいつの間にか終わり、すっかり秋になり、気づけばもう、冬の入口まで来ている。

 

最近の私は、相変わらずのんびりとした毎日を過ごしている。

特に変わり映えのない毎日の中で、一つだけ、新しいことを始めた。

 

それは、ボランティアだ。

 

絵本が大好きな私は休職中に、絵本に関わる何かをしたいと思っていた。

ボランティアセンターに連絡をして、高齢者施設で絵本の読み聞かせをしたいと話すと、とある高齢者施設を紹介してくれた。

 

ボランティア担当の方との面談を経て、先週水曜日に初めて、ボランティアに参加した。

 

読み聞かせをする前に、施設の雰囲気に慣れるため、毎週水曜日のボランティアの会に参加させてもらうことになった。

 

当日は朝からドキドキバクバク。

こういう緊張感は久しぶりだなぁ。

 

施設に入るとボランティア担当さんが待っていてくれた。

いざ、本日の会場となる4階へ。

 

ドキドキする私に他のボランティアさんを紹介する担当さん。

 

皆さん、優しく私を迎え入れてくれた。

 

ボランティアさんの平均年齢は73歳くらい。

そこに入った私は「若い人が来てくれた!」と、もてはやされた。

 

施設の入所者で、みんなから「王子」と呼ばれている、にこやかなおじいちゃんは、若い私を見て、ニヤニヤした。

 

その姿を見て、他のボランティアさんが、「王子のこんな顔見たことない!」と言って笑った。

私も大笑いした。

 

その日のボランティアさんは私以外に5人いた。

長い方はもう、10年もやっているという。

 

すごいなぁー

 

みんな、なんだか生き生きしていた。

 

帰りに、みんなで近くの喫茶店でお茶した。

 

なんだかみんなパワフルで、ちょっと圧倒されたけど、たくさん元気をもらった。

 

私もできる限り続けたいなぁと思った。

 

ボランティアの山本さんが、大きなさつまいもをみんなに一本ずつくれた。

 

帰って、さつまいもをお味噌汁に入れたら、びっくりするくらい美味しかった!

 

幸せな1日でした。

 

 

今日のおすすめの1冊は、やはりこれ!

 

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さつまのおいも

文:中川ひろた

絵:村上康成

童心社

1995年6月発行

 

これを読んだらきっと、さつまいもが食べたくなるはず。

 

三日坊主…

 

あぁ…

ブログ更新記録、たった3日で終わってしまった…

 

続けるって本当に難しいんだよなぁ。

 

元々、熱しやすく冷めやすい私は、何をやっても長続きしたことがなかった。

 

そんな私が唯一、長く続けていることがある。

 

 

それは、「保育士」という仕事だ。

 

自分でも、こんなに続くとは思っていなかった。

今の職場に入って、今年で17年目。

あれ?18年目だったかなぁ?

その前のアルバイト時代を入れると、もう20年以上、この仕事をしている。

 

我ながらすごい!と思う。

 

「自分で自分を褒めてあげたいと思う」

 

ラソン選手の有森裕子さんがオリンピックで金メダルを取った時に言った有名な言葉。

 

まさに、私に言ってあげたい言葉。

 

私が勤務する職場はだいたい5年くらいで異動がある。

今、勤務している保育園で3つ目になる。

 

1つ目の園では、最初はなかなか馴染めずに、休憩時間には、よく近所の公園に行っていた。

 

それまで保育園でアルバイトした経験があったから、それなりに仕事が出来ると思っていたが、アルバイトとの立場とは違うことも多かった。

上手くできない自分に悔しくて、倉庫で隠れて泣いたこともあった。

保護者に理不尽な理由で怒鳴られて、ア然としたこともあった。

先輩の子どもへの対応の仕方が納得出来ずに、生意気にも意見して、揉めたこともあった。

 

大変なこともたくさんあったが、素敵な先生との出会いもあった。

今でも親しくしている同僚との出会いもこの園でだった。

 

6年勤めて、異動になった。

異動が悲しくて悲しくて、最後の日、大泣きした。

 

2つ目の園では、異動の壁にぶち当たった!

 

前の園で当たり前だったことが、当たり前ではない。

園によって、こんなにも違うもんかと、戸惑う日々だった。

最初の一年間は、ほぼ一年中、口内炎が出来ていた。

おそらくストレスが原因だったと思われる。

 

でも、この園では一番大きな出会いがあってた。

私と同じ時に、別の園からこの園に異動して来た先輩しー先生。

 

しー先生とは、同じ時期に異動したこともあり、いろいろ話しをしたり、相談したりした。

 

しー先生がいたからこそ、今でも保育士を続けていられるんだなぁと思うこともある。

 

6年ほど一緒に働いて、お互い別々の園に異動していき、今では別々の園に勤務しているが、未だに仲良くしていただいている。

 

今では、何でも話せる唯一の存在である。

 

このはなしの続きはまた今度。

 

ちなみにこの文を書いたのは10月7日であった。

 

 

 

姉からのLINE

 

今日、姉からLINEが来た。

姉は実家にて長男(高校生)、長女(中学生)と、我が母の4人で暮らしている。

 

この姉は、私の頭を悩ます一番の存在。

(このことに本人は全く気づいていないが…)

 

先日、私は久しぶりに母に会い、一年以上隠して来たうつ病のことを打ち明けた。

姉には、発症当時から話してあったが、「心配するからお母さんには言わないで」と、伝えてあった。

 

しかし、先日、ふと「もう、話しても良いんじゃないか?」という思いが頭をよぎり(何かの虫の知らせか…笑)、デニーズに呼び出して話をした。

 

母は、滅多なことでは驚いたりしないタイプの人間だが、この時ばかりは、かなりの衝撃だったのか、しばらく固まって、たった今、口に入れたばかりの巨峰のパルフェをかなりの時間、味わっていた。

 

その日の夜、姉に事後報告。

「お母さんに病気のこと話したの。何となく伝えた方が良いかなと思って。お母さんから何か言われたらよろしくお願いします。」と。

 

その返事が今日、来た。

 

お母さん、なんて言ったのかなぁ…

お母さん、どんな感じだったのかなぁ…

 

実は母に病気のことを打ち明けた後、ちょっとだけ後悔していた。

 

「やっぱり言わない方が良かったかな…」

 

そんな気持ちも湧いてきて、母が姉になんて言ったかを知りたかった。

 

姉からは長い長いLINE。

 

すぐには開けず、ちょっと間をおいて、心の準備をしてから、LINEを開いた。

 

「返信遅くなってごめんね。帰ったら速攻、もかめがねがね…って言われたよ。」

 

うん、うん、なんて言われたの?と、心の中で問いかける。

 

続きを読み進めると、「あと、会って話したいことがあるから、近々、会いましょう!」

 

うん、そうだね、正直、あまり会いたくはないけど、、、

心の中でブラックな私が呟く。

 

そして、LINEを読み進めると、

SNSで知り合った人と付き合うことになりそう!」と。

 

はぁー?

 

その後は読み進めるも、その彼の話が続く。

 

最後に

「顔は全くと言ってもいいほど、好みじゃないけど、、、笑」

 

と。

 

あのー、その彼の話、正直、私にはどーでもいいんですけどー(💢'ω')

 

お母さんがなんて話したかが聞きたかったんですけどー(💢'ω')

 

でもま、だいたいいつものことだ。

 

姉はいつも自分の話が中心。

私の体調の心配をしてくれて、時々、連絡くれるが、たいてい最後は仕事のグチか、好きなバンドの話か、恋愛の話。

 

そう、姉は恋愛体質だ。

 

姉は離婚している。

離婚したあとも、私は何度も恋愛話を聞かされてきた。

 

好きな人が出来るとなぜだか、すぐに私に会わせたがる。

 

私には全く理解できない心理。

 

自分の彼を自分の妹に会わせたがるのは、どういう心理なんだろうか…?

 

私は姉には必要最低限の報告しかしない。

(姉のことを元々、信用していないということもあるが…)

 

前の彼氏は、ラーメン屋で働いていて、「もかめがねに会わせたいから、一緒にラーメン屋食べに行こう!」と誘われ、ラーメンを食べに行ったこともある。

 

向こうは仕事中で、私と姉はカウンターに座り、姉はその彼を見てニヤニヤし、目配せ。

私は、あぁ、この人かと察し、ぺこりと会釈をする。

 

その後、ふつーにラーメンを食べて、帰り際にまた、ぺこりと会釈をして帰って来た。

 

別に行かなくてもよくないか!

 

が、私の本音だった。

 

あぁ、今、このブログを書いていて気づいたことがある。

 

そうか、そうなんだ!

 

「私は姉に興味が無い」

 

これだ!

 

姉はやたらと、私が付き合う人に会いたがる。

 

たーちゃんと一緒に住むことになった時、保証人をお願いしたら、「彼にちゃんと会わせるなら保証人になってもいい」と言われた。

 

その時は何とかごまかし、未だにたーちゃんは会わせていない。

 

私が姉の話をするとたいてい悪口になってしまうので、たーちゃん曰く「お姉さんに全くいいイメージが持てないから、会いたくないわー」と。

 

そう言われ、頑張って姉の良い話をしようとするも、、、出てこない。

 

ダメだ。

良いところもあるはずなんだ!

探さなきゃ。

探さなきゃ。。

 

出てきた言葉は、「接客が上手なんだよ!」

 

これだ!!!

 

自信満々に言うも、たーちゃんからは、「それって、別にもかめがねに何にも関係なくない?」と、ばっさり。

 

先日、母と会った時に、姉のグチをさんざん聞かされたのだが、最後に母は姉を褒めた。

 

「あの子、煮卵作るのだけは上手なのよ」

 

 

今日の1冊はこちら↓

 

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ちいさな たまねぎさん

作、絵:せな けいこ

1977年3月発行

金の星社

 

ある日、台所でネズミにかじられたじゃがいもん。

玉ねぎ、キャベツ、にんじん、台所の調理器具たちも力を合わせて、ネズミをやっつけます。

せなけいこさんの描く世界は、子どもたちも大好き。

野菜の表情がとっても可愛く、色彩もとても素敵です。

絵だけも、ストーリーが分かるようなところがせなけいこさんらしく素晴らしいです。

 

特技は待つこと

 

今日も秋晴れ(ちょっと曇っていたかなぁ?)の気持ちが良い天気でしたね!

 

そんな気持ちの良い天気の日でしたが、私は朝から超絶ブルー。

 

たーちゃんが、今日は用事があって朝から出かけるとのことで、張り切って、たーちゃんの好物の卵焼きと焼きうどんを作る。

 

卵焼きはまぁまぁの出来具合い。

しかし、焼きうどんときたら…

 

途中までは、「うーん、いい感じ!美味しそうー!」と、自画自賛

しかし、最後の味付けで、不幸は起こった。

麺つゆをサーッと入れるつもりが、ジャー、ドボドボ。。。

みるみるうちに、フライパンは茶色の湖に。

そして、真っ白だった麺は一気に茶色に染まっていく。

あぁ…

ああぁ…

あああぁ……

 

私は、茶色く染まっていく麺をただただ呆然と見つめていた。

 

「うーん、いい匂いー!何つくったのー?」

何にも知らないたーちゃんが、呑気な顔して起きて来た。

 

「焼きうどん…」ポツリと私は言う。

 

「入れ過ぎちゃった…」と、言いながらテーブルに焼きうどんを出す。

「そうなんだ!」と、言いながら、たーちゃんは何のためらいもなく、焼きうどんを一口ぱくり。

 

「うん」

 

「・・・」

 

しばらく無言で食べ続けるたーちゃん。

 

たーちゃんの反応は、ものすごく分かりやすい。

美味しくないものの時は、決して「美味しい」とは言わない。

美味しさMAXの時は肩を揺らす。

MAXの時の別バージョンは、手のひらをヒラヒラさせる。

反応がストレートだから、自分の料理の出来具合いが良く分かる。

 

「食べられるよ」

と言い、いつもより、ゆっくり食べるたーちゃん。

そして、完食。

 

薄味が好きな私は、やはり味付けが濃すぎてギブアップ。

昼に卵焼きを乗せて、アレンジして食べた。

 

麺つゆドボドボのせいで、朝からブルーになってしまったけど、お日様に向かって洗濯物を干したら、何だかちょっと気持ちが晴れた。

 

お日様って大事だなぁ。

明日も晴れるかな…?

 

夕飯は今朝のリベンジ!と張り切り、さつまいもご飯と、豚汁(豚肉抜き!笑)と、こんにゃく炒め、豚肉のソテーを作ったぞ。

 

しかし…

トラブル発生で、たーちゃんはまだ帰らない。

 

かれこれ何時間待っているのだろうか。

 

待つのは結構、得意。

待ち合わせの時に、来ると分かっているならば、何時間でも待てる。

 

でも…やっぱり…

 

お腹空いた…(;_;)

あぁ、早く、さつまいもご飯食べたい…(´∵`)

 

そんな今日のおすすめ絵本はこちら↓

 

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いもいも ほりほり

作、絵:西村敏雄

講談社

2011年9月発行

 

秋にぴったりの、さつまいも掘りのお話です。

私が一番好きな絵本作家さん、西村敏雄さんの作品です。

西村さんの作品は、ユーモアがあって、そして、なんとも温かいのです。

また、登場人物が個性豊かで、表情がとっても素敵なんです。

あぁ、西村さんの話をし出したら尽きない…笑

この時期、子どもたちに読んであげたい絵本ナンバーワンです。

 

今日も、長々と読んで下さり、ありがとうございました!

明日も無事に1日過ごせますように…

 

 

けんかのあと味

 

あぁー!

あぁーー!!

あぁーーー!!!

 

久々にやってしまいました。

けんか。

昨夜の不調から抜け出せずに今朝も、相変わらずの不調。

ダルい、とにかくダルい。

体に力が入らない。

 

昨日の夜、たーちゃんと「明日は天気が良いから動物園行こうか!」と、話していたものの、とてもとても動物園どころではない…

 

せっかくの秋晴れなのに…

 

起きて、たーちゃんと「おはよう」と挨拶を交わしたあと、洗濯をして、再びベッドにゴロリ。

 

たーちゃんからの「お腹空いた?何か作ろうか?」の声を待つも、無情にも時は過ぎていき、あっという間に午前11時。

 

お腹ペコペコの私は台所に向かい、イライラしながらパンを焼く。

 

その姿に、気づいたたーちゃんは、携帯のゲームをやめ、トコトコと台所へ。

 

イライラしていた私は、「私が動かないと、たーちゃんは何もしてくれないね!」と、思わず口走る。

「寝てたと思てん。何でそんなに不機嫌にならなあかんの?オレそんなに不機嫌にさせてるか?」と言い、トイレへ。

 

トイレに入ったのを良いことに私は小声で本音を言う。

「仕事もしないで、ゴロゴロしてゲームばっかりしてたら、いらいらもするわ…」

 

小声で言った。

聞こえていないと思った。

 

しかし、狭い我が家、私の声はトイレまで響いていた様子で、トイレから出てきたたーちゃんは、出かける支度を始める。

 

私はちょっと距離を置こうと、ベランダへ。

 

その間に、たーちゃんは私が淹れようとしていた珈琲を入れて、バタートーストの準備をしてくれていた。

 

私が部屋に戻ると、「珈琲入ってるよ」とポツリ。

とぼとぼと食卓へ向かう私。

 

「これから職安行って来る」

 

たーちゃんは、8月に仕事を辞めて、今は求職活動中。

たーちゃんなりの求職活動のプランがあるらしいが、私には話してくれないので、(私も聞かないのだけど)最近の私は、ちょっとイライラしていた。

 

『ゴロゴロしてゲームばっかりして!』

 

でも、何故かその言葉は言ってはいけない気がして、言えずにいた。

 

イライラした気持ちをぶつけてしまった…と思い、玄関で靴を履くたーちゃんに「ごめんなさい」と言うと、「急に言うからびっくりした。でも、そりゃ、イライラもするわな。ゴロゴロしてゲームばっかりしてりゃー」と。

優しい言葉に涙がポロリ。

 

「最近、イライラしてた。ゲームばっかりやって、仕事はどうするんだろうって。この先の生活がとっても不安なの」と、素直な気持ちを告げた。

 

「そうだよな、ごめんな。でも、ちゃんと考えてるから。俺はやる時ゃやる男だろ!」と、自信満々に言うから、「やり出すまでに時間かかるけどな!」と、ダメ押しする私…笑

 

しかしまぁ、なんとなーく仲直り。

 

私は自分の気持ちを伝えるのが上手くない。

もっと、上手に気持ちを伝えられたらなぁと思う今日この頃。

 

今日の一冊はこちら↓

 

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いいからいいから

長谷川義史

絵本館

2006年10月出版

 

もうね、表紙のインパクトもさることながら、中身のインパクトも最高です。

「えー!」

初めて読んだ時は、衝撃的でした。

なんでも、「いいからいいから」と、許してしまう、器の大きいおじいちゃん。

そんなおじいちゃんの家に鬼の親子がやってきて…

笑っちゃうけど、読み終わった後は、なんだか温かい気持ちになれる絵本です。

あぁ、おじいちゃんみたいな器の大きい人間になりたい…

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

o┐ペコリ