けんかのあと味
あぁー!
あぁーー!!
あぁーーー!!!
久々にやってしまいました。
けんか。
昨夜の不調から抜け出せずに今朝も、相変わらずの不調。
ダルい、とにかくダルい。
体に力が入らない。
昨日の夜、たーちゃんと「明日は天気が良いから動物園行こうか!」と、話していたものの、とてもとても動物園どころではない…
せっかくの秋晴れなのに…
起きて、たーちゃんと「おはよう」と挨拶を交わしたあと、洗濯をして、再びベッドにゴロリ。
たーちゃんからの「お腹空いた?何か作ろうか?」の声を待つも、無情にも時は過ぎていき、あっという間に午前11時。
お腹ペコペコの私は台所に向かい、イライラしながらパンを焼く。
その姿に、気づいたたーちゃんは、携帯のゲームをやめ、トコトコと台所へ。
イライラしていた私は、「私が動かないと、たーちゃんは何もしてくれないね!」と、思わず口走る。
「寝てたと思てん。何でそんなに不機嫌にならなあかんの?オレそんなに不機嫌にさせてるか?」と言い、トイレへ。
トイレに入ったのを良いことに私は小声で本音を言う。
「仕事もしないで、ゴロゴロしてゲームばっかりしてたら、いらいらもするわ…」
小声で言った。
聞こえていないと思った。
しかし、狭い我が家、私の声はトイレまで響いていた様子で、トイレから出てきたたーちゃんは、出かける支度を始める。
私はちょっと距離を置こうと、ベランダへ。
その間に、たーちゃんは私が淹れようとしていた珈琲を入れて、バタートーストの準備をしてくれていた。
私が部屋に戻ると、「珈琲入ってるよ」とポツリ。
とぼとぼと食卓へ向かう私。
「これから職安行って来る」
たーちゃんは、8月に仕事を辞めて、今は求職活動中。
たーちゃんなりの求職活動のプランがあるらしいが、私には話してくれないので、(私も聞かないのだけど)最近の私は、ちょっとイライラしていた。
『ゴロゴロしてゲームばっかりして!』
でも、何故かその言葉は言ってはいけない気がして、言えずにいた。
イライラした気持ちをぶつけてしまった…と思い、玄関で靴を履くたーちゃんに「ごめんなさい」と言うと、「急に言うからびっくりした。でも、そりゃ、イライラもするわな。ゴロゴロしてゲームばっかりしてりゃー」と。
優しい言葉に涙がポロリ。
「最近、イライラしてた。ゲームばっかりやって、仕事はどうするんだろうって。この先の生活がとっても不安なの」と、素直な気持ちを告げた。
「そうだよな、ごめんな。でも、ちゃんと考えてるから。俺はやる時ゃやる男だろ!」と、自信満々に言うから、「やり出すまでに時間かかるけどな!」と、ダメ押しする私…笑
しかしまぁ、なんとなーく仲直り。
私は自分の気持ちを伝えるのが上手くない。
もっと、上手に気持ちを伝えられたらなぁと思う今日この頃。
今日の一冊はこちら↓
いいからいいから
絵本館
2006年10月出版
もうね、表紙のインパクトもさることながら、中身のインパクトも最高です。
「えー!」
初めて読んだ時は、衝撃的でした。
なんでも、「いいからいいから」と、許してしまう、器の大きいおじいちゃん。
そんなおじいちゃんの家に鬼の親子がやってきて…
笑っちゃうけど、読み終わった後は、なんだか温かい気持ちになれる絵本です。
あぁ、おじいちゃんみたいな器の大きい人間になりたい…
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
o┐ペコリ